子供の上手なほめ方

2023年3月16日

 

こんにちは ゆめつむぎです。

あなたは子供をほめますか?「子供をほめると子供が良いように育つ」と言われますが、どうやってほめればいいのでしょうか。例えばお手伝いをしたとき。テストで頑張った時。ほめて子供のやる気を出させたいと思いますよね。でも子供がほめられたいがために何かをするようになると、ほめられることが目的にならないでしょうか。また「ほめるという行為は、上の者が下の者に対してする」と聞いたことがありますが、どういうことでしょうか。子供の上手なほめ方についてきいてみました。

 

子供の上手なほめ方 について瞑想で受け取ったメッセージ

ほめるとき気を付けることは、こどもが「人の期待に応えようとしなくていい」ということ。今、社会は、愛のあるあたたかさを求めている。つながりを求めている。だれにでもほめられてうれしいわけでない。ほめた人を尊敬したり、親しみ、好意をもっていたらうれしい。その子に関心を示しているのは愛。本人が気づかないことを気づかせてあげるのも愛。

 

「どんな○○ちゃんでも好きだよ。」という安定した安心感の上でほめてあげる。ほめる人の普段の態度が、その子が、「いいなあ」というのが大事。言うことを聞かそうと思って言ったら、愛がない。
そこに愛がある言葉かけが、必要。「愛おしい、愛している」という気持ちで言ってあげる。
言ってあげた子が喜んでいるかとか反応を気にするのでなく。

 

 

親が自分の中に誉め言葉をたくさん持っていないとほめられない。ほめることに慣れていないとほめられない。よく観察して気づかないとほめられない。だから小さな努力に気づく。小さな成長に気づく。小さな変化に気づく。子供を「幼い子」としてみるのでなく「一人の魂」としてフラットに見ないと気が付かない。保護したくなる。

 

 

ごほうびは、たたえる意味での賞を取って何かをもらうのは、名誉なこと。「親のいうことを聞いたら褒美」というのは犬のしつけのようなもの。しつけとしてやるならいい。上から権威の言うことをききなさいという。やりすぎるとごほうびをもらうことが目的になる。ご褒美欲しさにやる。これは犬と同じ。

 

子供には、やる意味を示し、興味を持たせることがやる気、持続につながる。ご褒美は基本いらない。「自分の為にやる」 を基本にする。「大人になったらこういうことに使う。」「今親の自分はこういうことに役立っている。」に結び付ける。子供は「成長はいいものだ」と思える。ご褒美は一人にあげるのでなく、みんなで分けて楽しめるものにする。「家族みんなで頑張ったねー」というご褒美。チームとしての一体感もでます。

 

楽しそうに親自身がやって「楽しいこと」という感情にする。やらされるのではなく、例えば片づけや食事の用意、洗たくたたみ・・・ゲームだという感じ。そのあと「たすかったわ」「協力してくれたから早く終わったわ」「すっきりして気持ちいいなあ」親自身が楽しんでいる様子を見せることが、あれこれいうよりやる気が出る。自分からやろうとする。

 

 

子供と一緒によろこぶこと。うまくいった子供と同じ目線で喜ぶ。「やったー」「やったね」

 

 

 

メッセージを受け取って、気づき

ほめるということは、ただ、ほめればいいのでなく、そのほめる人の普段の態度だったり、ほめる目的だったりが、大事なのだと思いました。ほめれば、「こどもがいうこと聞くからほめよう。」でなく、子供に自分からやりたいという意欲を引き出せるように関わりたいと思います。

 

また、ほめることで、本人が気が付いていない、自分の特技や特性に気づかせてあげる、その子ができることに気づかせてあげることができたら、ほめられた子供の自信につながると思いました。

 

 

 

子供をほめるにはまず言葉かけが必要です。「子供を認めてあげる言葉かけ。」「子供の良さに気づかせてあげる言葉かけ」ができたらいいなと思いました。これは普段自分の中で言葉を持っていないと、とっさには出てきません。どんな言葉かけがいいのか考えてみました。自分を認める言葉かけは「よくがんばった」「あなたの努力はしってるよ」「今成長している最中」「あなたはよくがんばっているわ」「おつかれさまです」「よく気が付きましたね」わたしならこういう言葉かけはうれしくてやる気が出てきます。このようにうれしい言葉かけを自分の中に持っていると子供にも素直に表せることが期待できます。また、いいところに気づかせてあげる言葉かけでは、「○○するなんてすばらしいわ」「こいうところ尊敬するわ」「何より素直に耳を傾ける心を持っている(具体的にどこがいいか示す)」「本心から動くとあなたの良さが出てきます」「○○なところいいなあ」「○○なところ好きだなあ」など。

 

 

 

こうやってみるとほめことばは「 ○○できるね。」というできたことでなく、賞賛することが子供とフラットな関係になり、ほめられてうれしいことなのではと思いました。この子供をほめることで親自身が自分を認め、自分の良いところに気づけるようになったらいいですね。

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